3.13 まとめ

変数

「変数」とは、ある決まった値を一時的に保存しておく物だと考えます。下記の繰り返し全体のソースコードの太字で書かれたiが変数になります。変数名は任意に決められますが使用する前に宣言しなければなりません。

整数型変数(32ビット)では

int i;と宣言します。

下記の繰り返しの例では繰り返しの各回で変数iの値は1増加します。

宣言と同時に整数型変数の値を設定(初期化)するにはint i = 0;と記述します。この変数iの値は0になります。変数に値を設定する操作を「代入」と言います。変数を宣言した後は何時でも'='演算子を使用することで代入を行うことができます。

繰り返し(for制御文)

for(int i = 0; i < 繰り返す回数; i++){
    繰り返す命令文
}
    

整数型

サイズ 有効な値の範囲 初期値
byte 8ビット -128〜127 0
short 16ビット -32768〜32767 0
int 32ビット -2147483648〜2147483647 0
long 64ビット -9223372036854775808 〜9223372036854775807 0L

代表的な算術演算子

優先順位 演算子 説明
1 () 式をまとめる
2 ++ 1を足す
2 -- 1を引く
3 * 乗算
3 / 除算
3 % 剰余(あまり)
4 + 加算
4 - 減算
5 = 代入