概要  
 

Microsoft Excelを使って、計算表の基本機能を学びます。

文字、数字の入力、表の作成、グラフ、計算などを行います。

 

 
新規作成  
 

Maicrosoft Excelを起動すると、画面にワークシートが表示され、セルに文字、数字などを入力できる状態になります。
(初めて起動するときは、説明のメッセージが現れます。)

作業ウインドウは、必要がなければ、[×]ボタンをクリックして閉じます。

 

 
文字の入力  
 

A列・1行目のA1セルをクリックします。

カーソルが" I ”になれば、そこに文字が入力できます。
ここでは「番号」と入力します。

 

 
数字の入力  
 

A列・2行目のA2セルをクリックし、「1」を入力します。
数字を入力すると自動的に「文字の種類」が判別されます。以降は数字として扱われます。
(数値を文字列として入力したい場合(例:電話番号)は、「’」を先頭に付けます。)

 

 
数字を増やす  
 

「1」のセルの位置で左クリックします。
そのまま、ドラッグして「2」までマウスカーソルを移動します。
マウスボタンを離すと、2つのセルが選択されます。

選択枠の右下の黒い点を右クリックします。
そのまま、下にドラッグします。
「10」まで延ばして、マウスボタンを離します。

 

 
文字を揃える  
 

「1」のセルから「10」のセルまでを選択します。
(「1」のセルで左クリックし、そのまま、下にドラッグし、「10」のセルでマウスボタンを離します。)

「中央揃え」アイコンを左クリックします。
(中央揃えのアイコンがか隠れている場合があります。この場合は、「その他のボタン」アイコンを左クリックし、ボタンを表示させ、「中央揃え」アイコンを左クリックします。)

「中央揃え」の他に「右揃え」「左揃え」があります。
アイコンをクリックすると選択したセルの数字の位置が変わります。

 

 
計算式入力  
 

EXCELの便利な機能を使います。
はじめにB1のセルに「値」と入力します。

次にB2のセルを選択し、その位置で計算式を入力します。
イコール「=」 に続けて、参照するセルの位置「A2」を書き、その後に計算「+10」を書きます。

計算式の意味は「A2のセルに書かれている数を参照して10加算した値をB2のセルに表示する。」です。

[Enter]キーを押すと計算の結果「11」が表示されます。

B2のセルをクリックしても、「11」のままですが、数式バーは「=A2+10」になっています。

B2のセルをダブルクリックすると「=A2+10」となり、計算式の編集ができます。

数式バーをクリックすると、いつでも計算式の編集ができます。

 

 
数式のコピー  
 

数式をコピーするには、コピーしたい数式のあるセルを選択します。
選択枠の右下の黒い点を左クリックし、そのまま、下にドラッグします。
10まで移動し、マウスボタンを離します。

セル仁入った計算式の確認をします。
B11のセルを左クリックします。ここには「=A11+10」 となります。
この様にドラッグしてコピーした場合は、自動的に参照セルの位置が移動するので、
すぐ左のセルが参照されることになります。

 

 

 
表、罫線  
 

罫線を使って表を作ります。

A2のセルからB11のセルまで選択します。

罫線のアイコンの右側に黒い下向き三角がありますが、ここを左クリックします。

「田」の格子アイコンを左クリックします。

外枠を少し太めの罫線を使って書きます。

(注)上と右の罫線が見えていませんが、印刷時にはでてきます。

 

 
グラフ  
 

グラフウィザードを使ってグラフを書きます。

グラフウィザードアイコン(またはメニューバーの「挿入」「グラフ」)をクリックします。

「グラフの種類」ウインドウが表示されます。
「形式」を選び、「次へ>」をクリックします。

「グラフの元データ」のウインドウが表示されます。
ここで範囲を指定します。「データ範囲」の右端の参照アイコンをクリックします。

「グラフの元データ-データ範囲」のウインドウが表示されます。

ワークシート上のB2のセルからB11のセルまでをドラッグして、データ範囲を指定します。
(または直接入力しても良い。)

「グラフの元データ-データ範囲」のウインドウの右端のアイコンをクリックします。

確認のグラフが表示されます。「次へ>」をクリックします。

 

 

「グラフオプション」のウインドウが表示されます。
「グラフタイトル」、「X/項目軸」、「Y/数値軸」などを入力し、 「次へ>」をクリックします。

「グラフの作成場所」ウインドウが表示されます。

グラフの場所を選んで、「完了」をクリックします。

グラフが表示されます。

 

 
合計  
 

数字の合計を求めます。
A12のセルに「合計」と書きます。

合計を表示する場所にB12移動します。

オートSUMアイコンをクリックします。

範囲を聞いてくるので、計算したい範囲を選択します。
(破線で指定します。)

[Enter]を押すと合計が表示されます。

 

 
関数  
 

関数は、関数貼り付けアイコンまたはメニューバーの「挿入」「関数」を選びます。

様々な関数がありますので、入力支援のメッセージに従ってパラメータを入力します。

 

 
書式設定  
 

セルの属性を変えるとき、範囲選択した状態で、右クリックします。
サブメニューが表示されますので、「セルの書式設定」を選びます。

ここでは、 「表示形式」「配置」「フォント」「罫線」「パターン」「保護」などの属性が変更できます。

セルに入力した英数文字により自動的に分類を判断しますが、意図しない表示になった場合は「表示形式」で分類を選択します。

文字の位置を調整します。

フォントを変更します。

罫線を調整します。

パターン、色を調整します。

ロックなどの保護をします。

 

 
練習課題  
 

 

アンケート集計の円グラフを描いてください。

あるアンケートの回答が次のようになりました。これをEXCELに入力し、合計、比率、パーセントを数式で求めます。

回答 人数 比率 パーセント
はい 350    
いいえ 120    
どちらともいえない 50    
無回答 20    
合計      

また、このパーセント(割合)を円グラフを使って表示してください。

(以下は例です。)

 

 
アンケート  
 

1 EXCELはできましたか。

2.わからないことがあれば書いてください。

 

 
課題  
 

つづく。

 

   
  (C)2001-2004 Takashi Kohama, TDU/SIE