TDU/SIE/ASP    
TDU/SIE
  東京電機大学/情報環境学部
Basic Project-A
  基礎プロジェクトA (電子工作1)
     
電子工作 1−1    
本日の目標
  回路図を描く。
   

・プログラムのインストールをします。

・練習課題で、回路図エディタの使い方をマスターします。

・練習課題の代わりに、製作予定の回路図を書いても良いものとします。

 

     
プログラムのインストール    
ファイルを展開する
 

このプログラムには、インストーラー(セットアッププログラム等)はありません。

LZH圧縮ファイルになっていますので、ファイルを展開します。

(LZH展開するソフトウェアが必要です。)

プログラム展開する場所は自由ですが、例えば、マイドキュメントにprojectフォルダを作成し、その中で作業します。

(最新版はバージョンが違っている場合があります。)

プログラム起動
 

展開されたファイルの中のbsch.exe (bschと表示されている場合もある)をダブルクリックして、bcshプログラムを起動します。

ライブラリの設定
 

あらかじめ用意されている回路記号をライブラリに加えます。

※この操作を行うとディレクトリの情報が書き込まれます。そのため、設定後にBschプログラムの移動するとライブラリが使えなくなります。が、もう一度設定をしなおせば戻ります。

Addをクリックします。

ライブラリを加えます。

5回行い、OKをクリックします。

次のメッセージが出ます。

次回起動時から有効になるので、いったん終了します。

bschの再起動をします。

インストールと設定ができました。

 

電源をつなぐ    
ICの電源
 

IC(Integrated Circuit)の電源をつなげます。

パーツをクリックします。

ICを配置する位置で、クリックします。

ディジタルIC14pinのパッケージは、LOGIC74のVCC14Pを選択して、OKをクリックします。

ICのシンボルが、赤になっています。

この時は、シンボルをドラッグすることで移動できます。

 

VCC
 

VCC(+電源)を配置します。

VCCのシンボルを配置する位置でクリックします。

DISCRETEのVCCを選択して、OKをクリックします。

 

 

 

GND
 

GND(グランド)を配置します。

GNDのシンボルを配置する位置でクリックします。

DISCRETEのGNDを選択して、OKをクリックします。

位置調整をします。

 

ワイヤー
 

ワイヤーをつなぎます。

ワイヤーアイコンをクリックします。

VCCシンボルの下からドラッグをして、

ICの14番ピンで、はなします。

同様にGNDをつなぎます。

できあがり。

 

ファイルの保存    
保存する
 

回路図ファイルを保存します。このbcsh専用のフォーマットで保存します。

ファイル名を付けて、保存をクリックします。

 

フリップフロップを描く    
NANDゲート
 

ここではNANDゲートのフリップフロップを描きます。

パーツをクリックします。

NAMDゲートを配置する位置で、クリックします。

パーツから、7400を選びます。

位置を調整します。

これを2つ配置します。2つ目を配置する位置でクリックします。

7400を選択します。

位置調整します。

 

 

ピン番号の変更
 

2つのNANDゲートのピン番号が同じになっていますので、1つのNANDゲートのピン番号を変更します。

(赤になっていない場合は、セレクトアイコンをクリックして、2つ目のNANDゲートをクリックします。)

ここで、マウス左ボタンを押して、サブメニューを表示します。アトリビュートをクリックします。

使用ブロックを2に変更してOKをクリックします。

ピン番号が変更できました。

 

ワイヤー
 

ワイヤーをつなぎます。

7400の3番ピンから適当な長さドラッグして、はなします。

 

ジャンクション
 

配線結合をします。

ジャンクションボタンをクリックします。

ワイヤーの中間でクリックします。

 

 

 

ワイヤー
 

ゲート間をつなぎます。

ここで、一度、ワイヤーを確定します。

つづきを描きます。

最終的には、次のようになります。

 

ワイヤーの修正
 

「たすきがけ」になるように修正します。

ドラッグボタンをクリックします。

変更したい位置で、クリックします。

赤くなり、変更できるポイントが、◎で表されます。

ドラッグをします。

これを繰り返して、たすきがけにします。

 

タグ(入力)をつける

 

タグは、ワイヤーに名前をつける場合や、基板などの入出力部分に使用します。

タグを配置する位置で、クリックします。

文字を「a」、種類を(入力タグ)を選んで、OKをクリックします。

移動して、つなぎます。

同様に入力bを作ります。

 

タグ(出力)をつける
 

出力タグをつけます。

上書き保存して、できあがり。

 

LED回路    
出力タグを消す
 

LED回路を加えるため、出力タグを消します。

セレクタで選択して、DELキーで消します。

 

抵抗
 

抵抗を配置します。

右クリックで、サブメニューを表示し、回転を選択します。

位置調整します。

 

 

LED
 

LEDを配置します。

回転します。

 

VCC
 

VCCを配置します。

 

ワイヤー
 

ワイヤーでつなぎます。

 

抵抗の値
 

抵抗の値を設定します。

右クリックします。

できあがり。

 

ファイルに保存
 

回路図データを保存します。

「ファイル」「保存」を選択します。

 

BMP画像データの出力    
 

回路図を画像データ(BMP形式)で出力します。(ファイルの保存ではありません。)

ファイル名を付けて「保存」します。

 

     
EPS画像データに変換    
 

回路図がTeXなどで使用できるように、BMP形式からEPS形式に変換します。

ImageMagicを使用する場合は、コマンドプロンプトで

convert design1.bmp design1.eps

とします。

または、EPS-convを使用します。

 

     
課題    
   

1.回路図と簡単な説明を書いてPWPのレポート(電子工作+CAD)に提出してください。

TeXを使います。

ファイル名は学籍番号、tex dvi epsファイルを提出します。

 

     
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