授業コード
1110082801
授業名
UML演習
英文名
Unified Modeling Language and Practice
開講年度学期
2018年度 後期
曜日・時限
火曜2限
単位数
2.0
主担当教員
小濱 隆司
副担当教員
目的概要
UML(統一モデリング言語,Unified Modeling Language)は、オブジェクトをモデリングするための標準的な仕様記述言語である。オブジェクト指向プログラミングを学んだ学習者を対象とし、UMLのユースケース図、オブジェクト図、クラス図、シーケンス図等を解説し、基本設計(概要設計)と詳細設計の演習を行う。基本設計では、要件定義からユースケース図、シナリオを作成する。また、詳細設計では、オブジェクト図、クラス図、シーケンス図を作成する。また、プログラムの作成を行う。
達成目標
UMLを理解し、オブジェクトのモデル化、プログラムができるようになることを目標とする。
1.基本設計におけるUMLのユースケース図,シナリオを作成できる.
2. 詳細設計におけるUMLのオブジェクト図,クラス図,シーケンス図が作成できる.
3. モデルからプログラムの作成ができる.
関連科目
コンピュータプログラミングI,II,III,オブジェクト指向設計 
履修条件
コンピュータプログラミングIIIを推奨します. 
教科書名
プリントなど 
参考書名
「JavaとUMLで学ぶオブジェクト指向プログラミング」,半田久志 著,近代科学社
「ゼロからわかるUML超入門」,河合昭男 著,技術評論社 
評価方法
授業毎の課題 30%,学力考査 70%で評価します. 
学習・教育目標との対応
 
DPとの対応(2017年以降入学者用)
【AJ】DP1 
事前・事後学習
【事前学習】 資料(Web上に公開)参考書を用いて予習すること。授業は予習していることを前提に進めます。
【事後学習】 学習した内容等について身に付くように復習を行うこと。 
自由記載欄
この授業では、ノートPCが必要になります。 
テーマ・内容
第1回
ガイダンス,UML(統一モデリング言語,UnifiedModelingLanguage)の概要
【事前学習】(90〜120分相当):UMLについて調べる.
【事後学習】(90〜120分相当):UMLの概要を復習する. 
第2回
基本設計:ユースケース図の解説
【事前学習】(90〜120分相当):ユースケース図について調べる.
【事後学習】(90〜120分相当):ユースケース図の復習をする. 
第3回
基本設計:ユースケース図(演習)
【事前学習】(90〜120分相当):身近なもののユースケース図を描く.
【事後学習】(90〜120分相当):ユーズケース図を完成する. 
第4回
基本設計:要件定義とユースケース図,シナリオ作成の解説
【事前学習】(90〜120分相当):要件定義について調べる.
【事後学習】(90〜120分相当):ユースケース図,シナリオ作成を復習する. 
第5回
基本設計:要件定義とユースケース図,シナリオ作成(演習)
【事前学習】(90〜120分相当):第3回のユースケース図のシナリオを作成する.
【事後学習】(90〜120分相当):シナリオを完成する. 
第6回
詳細設計:オブジェクト図の解説
【事前学習】(90〜120分相当):オブジェクト図について調べる.
【事後学習】(90〜120分相当):オブジェクト図を復習する. 
第7回
詳細設計:オブジェクト図(演習)
【事前学習】(90〜120分相当):身近なものをオブジェクト図で描く.
【事後学習】(90〜120分相当):概念をオブジェクト図で描く. 
第8回
詳細設計:クラス図の解説
【事前学習】(90〜120分相当):クラス図について調べる.
【事後学習】(90〜120分相当):クラス図を復習する. 
第9回
詳細設計:クラス図(演習)
【事前学習】(90〜120分相当):身近なものからクラス図を作成する.
【事後学習】(90〜120分相当):シナリオ,オブジェクトからクラス図を作成する. 
第10回
詳細設計:シーケンス図の解説
【事前学習】(90〜120分相当):シーケンス図について調べる.
【事後学習】(90〜120分相当):シーケンス図を復習する. 
第11回
詳細設計:シーケンス図(演習)
【事前学習】(90〜120分相当):オブジェクト間のやり取りをシーケンス図で表す方法を調べる.
【事後学習】(90〜120分相当):オブジェクト間のやり取りをシーケンス図で表す方法を復習する. 
第12回
基本設計(総合演習)
【事前学習】(90〜120分相当):基本設計のユースケース図,シナリオを復習する.
【事後学習】(90〜120分相当):課題のユースケース図とシナリオを完成し,理解を深める. 
第13回
詳細設計(総合演習)
【事前学習】(90〜120分相当):詳細設計のオブジェクト図,クラス図,シーケンス図を復習する.
【事後学習】(90〜120分相当):課題のオブジェクト図,クラス図,シーケンス図を完成し,理解を深める. 
第14回
全体の総括および学力考査
【事前学習】(90〜120分相当):UMLについて理解を深める.
【事後学習】(90〜120分相当):学力考査の解説を復習する. 
E-Mail address
kohama@mail.dendai.ac.jp (件名を「【情報システム工学科: UML演習】学籍番号:用件」と記入すること)  
質問への対応(オフィスアワー等)
金曜日、14:00〜15:00、50917B室、メール連絡すること。
履修上の注意事項(クラス分け情報)
なし. 
履修上の注意事項(ガイダンス情報)
UNIPAの掲示にてお知らせします。   
学習上の助言
システム開発の基本になります.また,チーム開発におけるコミュニケーション・ツールとして,UMLを使えるようにしてください.