TDU/SIE/ASP    
TDU/SIE
  東京電機大学/情報環境学部
Basic Project-A
  基礎プロジェクトA (電子工作1)
     
電子工作 1−2    
本日の目標
 

回路図、配線図を描く。部品表を作る。

 

   

・プログラムのインストールをします。

・オリジナル回路、教科書の「実験用ボード回路」などの回路図を作ります。

・今回の例は、「光るオブジェ」を作りますが、教科書なども参考にしてください。

・PICマイコン(PIC16F84)の部品図を作成します。

・PICマイコンとスイッチ、LED、電源回路などを加えた回路図、配線図を作成します。

・部品表を作成します。

写真は「光るオブジェ」です。時間で色が変化します。

 

     
プログラムのインストール    
ファイルを展開する
 

このプログラムには、インストーラー(セットアッププログラム等)はありません。

LZH圧縮ファイルになっていますので、ファイルを展開します。

(LZH展開するソフトウェアが必要です。)

プログラム展開する場所は自由ですが、例えば、マイドキュメントにprojectフォルダを作成し、その中で作業します。

 

プログラム起動
 

展開されたファイルの中のLCo.exe (LCoと表示されている場合もある)をダブルクリックして、プログラムを起動します。

 

新しい部品を作る    
新しい部品を作る
 

「編集」「新しい部品」をクリックします。

部品の名前を入れます。

ここでは、PICマイコンの「PIC16F84」の部品図を作ります。

部品の外形が表示されます。

 

アトリビュート
 

部品の「アトリビュート(属性)」を設定します。

「編集」「アトリビュート」をクリックします。

アトリビュートダイアログが表示されます。

PIC16F84は、18ピンのDIP型ICです。

アトリビュート 備考
Xサイズ 10 (適当)
Yサイズ 18 (重要)

値を入れて、「OK」をクリックします。

外形が大きくなります。

 

ピン番号と名前
 

ピン番号と名前を入れます。

外形図で、左上から1つ下を1番ピンにします。

青い四角が入力位置になります。

ピン番号と名前の表示位置を指定します。

ピン
名前 RA2
番号 1

値を入れて、「ピンの更新」をクリックします。

1番ピンができました。

同様にピンの番号と名前を登録します。

できあがり。

 

保存
 

ライブラリ部品を保存します。

「ファイル」「名前を付けて保存」をクリックします。

ファイルの場所をBschのディレクトリにします。

ファイルの種類をBSch Library(*.lb3)にします。

ライブラリのファイル名を「PIC.LB3」にして「保存」をクリックします。

 

終了
 

LCoを終了します。

「ファイル」「終了」をクリックします。

 

回路図エディタ    
回路図エディタ起動
 

回路図エディタBSchを起動します。

 

ライブラリの設定
 

LCoで作ったライブラリを加えます。

「設定」「ライブラリ」をクリックする。

Addをクリックします。

ファイルの種類をBSch Library(*.lb3)にします。

「PIC.LB3」をクリックして、「開く」をクリックします。

OKをクリックします。

次のメッセージが出ます。

次回起動時から有効になるので、いったん終了し、bschの再起動をします。

 

新部品配置
 

パーツを配置します。

パーツの選択で、「PIC」「PIC16F84」を選び、OKをクリックします。

部品が表示され、適当な位置に配置ます。

 

「光るオブジェ」回路    
PICマイコン部
 

PICマイコンと周辺インタフェース回路を書きます。

(訂正:この回路図では、LEDがDIODEになっていますが、LEDのパーツもありました。)

各部品のアトリビュート設定をします。

PICマイコン

セラロック(発振子)

抵抗

LED(フルカラーLEDには、RGBの3個のLEDが含まれています。)

スイッチ(押しボタンスイッチ)

 

電源部
 

回路に電源を供給する回路を書きます。

この回路は、9Vの電池から5Vの定電圧電源を作ります。

部品のアトリビュートです。

3端子レギュレータ(5V定電圧電源回路)

(7V以上を入力すると5Vが出力される回路が入っています。)

電解コンデンサ

極性を持つコンデンサです。容量が大きい。

積層セラミックコンデンサ

極性がないコンデンサです。容量が小さい。

切り替えスイッチ(電源用スイッチ)

電池(006P 9V)

四角い電池です。

 

全体
 

「光るオブジェ」回路の全体を示します。(クリックすると大きくなります。)

ファイル名は「Hikaru.CE2」で保存します。

 

CSV部品表を作る    
プログラム起動
 

展開されたファイルの中のPLIST.EXE (PLISTと表示されている場合もある)をダブルクリックして、プログラムを起動します。

 

部品表
 

「参照」をクリックします。

回路図のファイル名をいれて、「開く」をクリックします。

「CSV形式」「部品名によるソート」チェックボックスをチェックし、「実行」をクリックします。

処理が終わると以下の表示が出ますので、「OK」をクリックします。

アウトプットに表示されます。同時にリストファイルが出力されます。

「終了」をクリックします。

 

EXCEL部品表    
EXCEL
 

EXCELを使って、部品表を完成させます。

部品CSVファイルをクリックします。

以下のような部品表が表示されます。

この部品表を修正します。

項目として、「部品番号」「値(型番)」「備考」を書きます。
LEDは3個ではなく、フルカラーLEDが1個なので、2個消去します。
回路図では現れない部品を追加します。

ファイルをEXCEL形式(.xls)で保存して完成です。

 

     
課題    
   

1.回路図と簡単な説明を書いて提出してください。(TeX)

2.部品表を作成し提出してください。(TeXまたはExcel)

 

     
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