7.5 オブジェクトの生成とメソッドの呼び出し

プログラム

B7_5

プログラムの説明

メソッドの呼び出し

シーケンス図は縦軸が時間軸、横軸が各オブジェクトのメソッドの呼び出しのタイミングを表しています。

プログラムB7_3のメインメソッドにおけるオブジェクトの生成とメソッドの呼び出しはシーケンス図7-1で表現できます。

破線の矢印は返却時の値とタイミングを示しています。

各オブジェクトのメソッドの呼び出しは、シーケンス図にすることで理解しやすくなります。

復習になりますが、メソッドにメッセージを伝えるには

変数名.メッセージ(例:educatee1.getName())と記述する必要がありました。

シーケンス図を見てください。この記述は必ず生成されたオブジェクトへのメッセージになります。もし、オブジェクトが生成されていない場合にはエラーになります。

エラーメッセージは

Exception in thread "main" java.lang.NullPointerException at B7_3.main(B7_3java:7)

などと出力されます。

注意

Exception in thread "main" java.lang.NullPointerException at ?????

と実行時のエラーが出力されたらオブジェクトが生成されていないと思います。